経営発達支援計画
概要
平成26年に「小規模事業者支援法」の一部が改正され、商工会議所が行ってきた経営改善普及事業の中に、小規模事業者の経営発達に特に資するものとして「経営発達支援事業」を新たに位置づけ、商工会議所が小規模事業者の経営戦略に踏み込んだ支援を実施する「経営発達支援計画」を経済産業大臣が認定する仕組みが導入されました。
八戸商工会議所では旧計画の実施期間が令和3年3月31日に満了を迎えたことから、今後5年間で取り組む新しい経営発達支援計画を八戸市と共同作成し、令和2年11月に経済産業大臣へ認定の申請を行い、令和3年3月26日付で認定を受けました。
実施機関
令和3年4月1日~令和8年3月31日
目標
- 伴走型経営支援の強化による付加価値の向上、ビジネスモデルの転換の推進
- 小規模事業者の強みや地域資源を活用した商品・サービスの販路拡大支援
- 創業支援・事業承継支援の強化による地域社会の新たな活力の創出
主な事業
1-1.地域の経済動向調査に関すること
小規模事業者に地域内の経営環境の変化を広く周知する。事業者の景況をタイムリーに把握し重点支援業種を定めるなど、経営発達支援計画における施策決定に活用する。
- 地域内事業者の景況感を把握するためのアンケート調査
- 地元金融機関による経済概況調査結果の活用
1-2.需要動向調査に関すること
売れる商品”を作るために、消費者目線での商品開発や商品のブラッシュアップに寄与する消費者調査を支援する。
- 店頭での商品調査
- 女性目線によるテストマーケティング
2.経営状況の分析に関すること
経営環境の変化に合わせたビジネスモデルの転換や販路拡大に意欲的な事業者を中心に支援対象者を掘り起こし、財務分析および非財務分析の両面から経営分析を実施。
- 経営分析の対象事業者の掘り起こし
- 経営分析支援
3.事業計画策定支援に関すること
これまで把握してきた「経営分析」や「地域の経済動向調査」「需要動向調査」の結果を活用しながら、事業計画の策定を支援する。また、創業者に対しては「はちのへ創業・事業承継サポートセンター(8サポ)」と連携して、創業計画の策定を支援する。
- 事業計画策定支援
- 創業計画策定支援
4.事業計画策定後の実施支援に関すること
事業計画・創業計画を策定したすべての事業者を対象に、原則として四半期ごとのフォローアップを実施し、売上拡大・利益拡大を実現する。
- 事業計画のフォローアップ
- 創業計画のフォローアップ
5.新たな需要の開拓に寄与する事業に関すること
事業者単独では実現が難しい販路拡大手段でかつ効果が高いサービスを提供するだけでなく、売上増加や新規顧客との成約など、成果に責任を持った支援を実施する。
- 展示会・個別商談会(BtoB)
- EC販売支援(BtoC)
※当所経営発達支援計画は中小企業庁ホームページに掲載されています
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/ninteikeikaku/02_tohoku.html
評価委員会事業評価書
- 令和6年 9月2日 開催分
- 令和5年 8月9日 開催分
- 令和4年 3月23日 開催分
- 令和3年 3月25日 開催分
- 令和2年 3月26日 開催分
- 平成31年 3月25日 開催分
- 平成30年 3月13日 開催分
- 平成29年 3月29日 開催分
本件に関するお問い合わせ
八戸商工会議所 中小企業相談所
電 話:0178-43-5111(代) FAX:0178-46-2810
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