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2006年1月LOBO調査結果

業況DIは4か月ぶりに悪化/拡がる大雪の影響


 全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲25.1)よりマイナス幅が1.8ポイント拡大して▲26.9となり四カ月ぶりにマイナス幅が拡大した。
 業種別の業況DIは、製造でマイナス幅が縮小したものの、他の四業種で拡大したため、全産業合計の業況DIのマイナス幅も拡大した。

景気キーワード


【回復への動き】 各業種から、業況好調との声が寄せられている。「大雪で、除雪作業の受託が増加」(大野・土木工事)、「業況は少しずつ上向いており、輸出用製品の受注拡大に期待」(伊那・電子部品製造)、「海外市場向け製品の受注が回復し始め、今後三カ月の売上は増加する見込み」(大阪・繊維機械製造)、「年始は人出が多く、初売り・福袋ともに売上は増加」(静岡・商店街)、「新年会等の来店者数は昨年と比較して多少増えている」(橿原・旅館)
【悪化への懸念】 各業種から、業況の悪化と先行きへの懸念を訴える声も寄せられている。「公共事業の減少と民間需要の低迷で厳しい業況」(札幌・一般工事)、「大雪による来店者数の減少に伴い売上も減少、灯油や包装資材の仕入コスト上昇も重なり採算が悪化」(秋田・パン・菓子製造)、「売上は増加傾向だが、収益が伸びず資金繰り等経営環境が厳しい状況」(前橋・衣服・日用品卸売)、「新年会の予約が少なく、野菜などの仕入コストも上昇している」(福山・食堂・レストラン)

ブロック別概況


【北海道】旅館からは、中国・台湾が月末に旧正月を迎えるため、観光客入り込みに期待との声。【東北】一般工事からは、大雪による除雪作業が売上に貢献したが、利益率は悪いとの声。【北陸信越】製材木製品製造業からは、大雪の影響で住宅建築の着工が遅れ、売上の減少、採算の悪化に繋がっているとの声。【関東】自動車・付属品製造業からは、全体的に受注量は安定しており、特に自動車関連の受注は好調であるとの声。【東海】金属加工機械製造業からは、自動車関連が好調で、人手不足が深刻化しているとの声。【近畿】ニット・シャツ製造業からは、記録的な寒さで、受注が増加しているとの声。【中国】製材木製品製造業からは、円安で材料の輸入単価が上昇、採算が悪化しているとの声。【四国】百貨店からは、来客数は変わらないものの、客単価が低いため売上が伸びないとの声。【九州】建築工事からは、市町村合併の影響から、公共工事の発注件数が激減しているとの声。

[八戸商工ニュース2006.02.20号掲載]