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2007年11LOBO調査結果

マイナス幅が三か月連続で拡大


 全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲三四・九)よりマイナス幅が一・二ポイント拡大して▲三六・一となり、三カ月連続で拡大した。 産業別の業況DIは、建設、サービスでマイナス幅が縮小したものの、他の三業種で拡大した。

景気キーワード


【悪化への懸念】「仕入価格の値上がりに加え、原油価格高騰の影響による今後の採算の悪化を懸念」(帯広・一般工事業)、「厳しい経営状況に加え、通常、年末年始はさらに悪化の見通し」(水俣・製材木製品製造業)、「大型商業施設のオープンなど競合店が増加し、今後も厳しい状況が続く見込み」(鹿児島・百貨店)、「原油価格が高騰する一方、冬期は暖房等に石油を多く消費するため、収益が圧迫される見込み」(酒田・旅館)、「昨年同時期に比べ来客数が減少、今後、更なる悪化を懸念」(土佐清水・食堂・レストラン)

【仕入コスト上昇】「原材料価格の値上がりに対し、受注金額の値上げが困難なため、採算が悪化」(中野・一般工事業)、「現在は売上の好調により仕入コストの上昇分を吸収できているが、売上が減少した場合の影響を懸念」(横浜・輸送用機器製造業)、「食料品を中心にメーカーからの値上げ要請に加え、包装材等の経費も増加」(札幌・百貨店)、「食料品や消耗品の値上げが続き、価格転嫁を避けられない状況」(京都・旅館)

【消費意欲の低下】「食料品の値上げが続き、消費者の買い控え傾向が強まっている」(福島・農畜産水産物卸売業)、「家庭でのガソリン代・暖房費支出の上昇による、売上の減少を懸念」(船橋・百貨店)、「原油価格の高騰により個人消費が低迷、宿泊数の確保は厳しい状況」(金沢・旅館)、「食料品価格等の上昇の影響から、年末に向けての期待感は薄い」(館山・食堂・レストラン)

ブロック別概況


【北海道】旅館からは、原油価格の高騰に伴う光熱費の増加と食材費の値上がりが、収益を圧迫との声。【東北】製材木製品製造業からは、建築基準法改正の影響により、住宅着工を含め業界は最悪の状況」との声。【北陸信越】他の卸売業からは、大型店の新規参入など競争激化により、経営は厳しい状況との声。【関東】織物製造業からは、輸出高は昨年以上に増加との声。【東海】他の工業用製品製造業からは、鉄鋼向けの出荷は相変わらず好調との声。【近畿】百貨店からは、気温の低下により、衣類・家電品を中心に冬物商品の売上が増加との声。【中国】一般工事業からは、公共・民間工事ともに受注量が減少しており、売上・収益ともに厳しい状況との声。【四国】一般産業用機械業からは、機械加工関係は、ほぼフル稼働で好況との声。【九州】製材木製品製造業からは、売上の減少に加え、受注量も少なく今後も厳しい見込みとの声。