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2007年10LOBO調査結果

2か月連続でマイナス幅拡大


 全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲三三・六)よりマイナス幅が一・三ポイント拡大して▲三四・九となり、二カ月連続でマイナス幅が拡大した。
 産業別の業況DIは、製造でマイナス幅が縮小、小売で横ばいとなっているものの、他の三業種で拡大した。

景気キーワード


【悪化への懸念】
「受注の減少による価格競争の激化が、資金繰りにも影響している」(帯広・一般工事)、「建築基準法の改正により工事着工に遅れが生じるなど、今後の影響が懸念される」(草津・一般工事)、「全体的に受注量減少のため売上高も減少し、先行きの見通しは厳しい状態」(加茂・金属加工機械製造)、「年末年始に仕入単価がさらに上昇する見込み」(土佐清水・食料・飲料卸売)、「来客数、売上とも減少傾向に歯止めがかからない」(久留米・商店街)、「食料品等の値上がりによる採算の悪化に加え、今後は灯油価格の上昇が懸念される」(士別・旅館)

【仕入コスト上昇】「仕入単価の上昇を受注価格ではカバー出来ず、相対的に利益を圧迫している」(上越・電気工事)、「価格転嫁が難しい中、印刷用紙の値上げが実行され、コストダウンが課題となっている」(岩見沢・印刷)、「原油の高騰により値上がりする商品が多数出ているが、販売価格に反映できず、利益の減少につながっている」(臼杵・その他の小売)、「昨年同月よりも売上は増加しているが、原材料コストも上昇しているため、採算は昨年並となっている」(春日部・そば・うどん店)

【気温低下の影響】「十月に入り、衣料品の売上が一気に増加している。パート、アルバイト不足が続いている」(甲府・商店街)、「ようやく秋冬物衣料品が動き出した」(京都・商店街)、「温かい食品の売行きが好調」(古河・百貨店)、「気温の変化と共に、衣料品が回復傾向にある」(大川・その他の小売)

ブロック別概況


【北海道】商店街からは、不況による消費の低迷で、売上が減少との声。【東北】旅館からは、観光、スポーツのシーズンが終わり、今後の売上の増加は厳しい見込みとの声。【北陸信越】金属加工機械製造業からは、自動車部品関連は受注が増加するなど好調との声。【関東】電気機械製造業からは、一部大手は多忙だが、中小製造業は受注が少なく、相変わらず厳しい状況との声。【東海】事業サービス業からは、人材が不足しており、募集強化が課題との声。【近畿】一般工事業からは、建築基準法の改正に伴い、着工件数の減少が予想されるなど、今後の影響を懸念との声。【中国】食料・飲料卸売業からは、受注単価が前年に比べ低下しており、利益確保に苦慮しているとの声。【四国】電気工事業からは、IT・通信関連の業種は好況であるとの声。【九州】百貨店からは、郊外に大型商業施設がオープンしたことにより、来客数が減少したとの声。

[八戸商工ニュース2007.11.20号掲載]