【回復への動き】各業種から、業況好調、売上増加、消費回復、先行き期待という声が寄せられている。「県内主要企業の株価上昇など、全体的に景気は上向き傾向」(那覇・電気工事)、「製品販売価格の下落傾向が修正されつつあり、収益率が向上」(函館・水産食料品製造)、「個人消費は少しずつ上向いている」(松山・各種商品卸売)、「新車、中古車ともに売上は好調を維持しており、自動車整備の需要も拡大している」(袋井・その他の小売)、「三月から四月にかけて大規模な店舗改装を行う予定であり、来店者数・売上の増加につなげたい」(徳島・百貨店)、「新規得意先の増加により従業員の募集を行うも、他業種も好況で採用を強化しているのか、応募が皆無」(吹田・産業廃棄物処理)
【悪化への懸念】各業種から、引き続き業況低迷と先行きへの懸念を訴える声も寄せられている。「公共工事・民間工事ともに受注量が少ないうえに企業の設備投資の動きも鈍く、業況は厳しい」(赤穂・一般工事)、「今後、製材木製品の需要期を迎えるが、見積依頼などの引き合いは多くない」(山形・製材木製品製造)、「一部企業は前年をクリアしたが、多くの企業はコスト増で苦戦しており、企業間格差が一段と拡大」(京都・衣服・日用品卸売)、「顧客に高齢者が多く、大雪による来店者数減少の影響が大きい」(金沢・商店街)
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