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2006年8LOBO調査結果

業況DIは2か月連続で回復/続く仕入コスト上昇


 全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲24.0)よりマイナス幅が1.1ポイント縮小して▲22.9となり、二カ月連続でマイナス幅が縮小した。
 産業別の業況DIは、製造でマイナス幅が拡大したものの、他の四業種で縮小した。

景気キーワード


【回復への動き】
各業種から、業況好調、売上増加、消費好調、先行き期待という声が寄せられている。「受注価格は低迷しているが、公共工事の入札件数が増加、民需の面でも設備投資が増えてきた」(草津・一般工事)、「受注状況は安定しており、受注残も二カ月から三カ月分を確保」(新居浜・一般産業用機械製造)、「衣料品の売上が若干下降気味も、食品やお中元の売上は生鮮品を中心に好調を維持」(大川・その他の小売)、「猛暑が続き、台風の影響もなく、昨年と比較して来店者数が多かった感がある」(赤穂・喫茶店)

【悪化への懸念】一方で、各業種から、業況低迷や先行き懸念を訴える声も寄せられている。「出荷は昨年同月比で八・三%減少、原材料コストの上昇により利益が圧迫されている」(大垣・他の窯業・土石製造)、「依然として、末端の需要が回復せず低迷が続いており、企業間の格差も大きい」(京都・衣服・日用品卸売)、「地元客の消費意欲は依然として低調で苦戦しているのに加え、来年春には大型店の進出も予定されている」(館山・商店街)

ブロック別概況


【北海道】
建具製造業からは、新築個人住宅やアパート建設が復調との声。【東北】農畜産水産物卸売業からは、若年層の採用が特に厳しいとの声。【北陸信越】金属加工機械業からは、建設機械、工作機械、繊維機械などが好調を持続しており、フル生産に近い状態との声。【関東】通信機械器具製造業からは、金利の上昇で、資金調達が容易にできないとの声。【東海】その他のプラスチック製造業からは、ガソリン価格の高騰で運送費が圧迫されている。また人材確保が困難との声。【近畿】その他の卸売業からは、銅を中心とした金属製品の仕入単価が上昇しているとの声。【中国】水産食料品製造業からは、漁獲量の減少、魚価の上昇により、売上、採算が悪化しているとの声。【四国】食堂・レストランからは、野菜の価格が高騰し、利益を圧迫しているとの声。【九州】その他の小売業からは、食品は好調、衣料品が若干下降気味であるとの声。


[八戸商工ニュース2006.09.20号掲載]