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2006年10LOBO調査結果

業況DIは2か月ぶりに改善/先行き不透明感続く建設業界


 全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲27.0)よりマイナス幅が1.8ポイント縮小して▲25.2となり、二カ月ぶりにマイナス幅が縮小した。
 産業別の業況DIは、卸売、小売でマイナス幅が拡大したものの、他の三業種で縮小した。


景気キーワード


【回復への動き】
各業種から、業況好調、売上増加、消費回復、先行き期待という声が寄せられている。 「建売住宅関連の工事が多く非常に忙しい」(伊丹・一般工事)、「採算の大きな好転は望めないが年末に向けて受注額が増加する見通しで、原油価格の落ち着きで仕入コスト上昇も止まるのではないか」(延岡・建設建築用金属製造)、「秋の観光シーズンが本格化するため、業況回復が実現するよう期待している」(島田・農畜産水産物卸売)、「秋の観光シーズンを迎え、十五人程のグループでの宿泊が増加している」(赤穂・旅館)

【悪化への懸念】各業種から、業況好調、売上増加、消費回復、先行き期待という声が寄せられている。 「建売住宅関連の工事が多く非常に忙しい」(伊丹・一般工事)、「採算の大きな好転は望めないが年末に向けて受注額が増加する見通しで、原油価格の落ち着きで仕入コスト上昇も止まるのではないか」(延岡・建設建築用金属製造)、「秋の観光シーズンが本格化するため、業況回復が実現するよう期待している」(島田・農畜産水産物卸売)、「秋の観光シーズンを迎え、十五人程のグループでの宿泊が増加している」(赤穂・旅館)

ブロック別概況


【北海道】
建築工事業からは、受注量の減少により、各社が業績の悪化を懸念しているとの声。【東北】電子部品製造業からは、月間のばらつきはあるものの、受注は比較的好調との声。【北陸信越】百貨店からは、購買客数が安定的に増加し、売上高も好調。個人消費の回復に確かな手ごたえを感じるとの声。【関東】自動車関連部品の製造に不安を感じる。現状は輸出頼みの状態。米国景気の今後の動向に注視したいとの声。【東海】ソフトウェア業からは、昨年度と比較し売上・利益とも改善したが、業況の厳しさは依然として変わらないとの声。【近畿】産業廃棄物処理業からは、業界では、規制緩和による大手企業の参入に危機感を持ち始めたとの声。【中国】水産食料品製造業からは、仕入価格と燃料コストの上昇分を価格に転嫁できないため、採算が悪化しているとの声。【四国】製材木製品製造業からは、原木価格の高騰が続いており、採算は厳しい状況との声。【九州】旅館業からは、小規模ホテルは、新規参入ホテルや安宿との競合でかなり厳しい状況にあるとの声。

[八戸商工ニュース2006.11.20号掲載]